「エクセルでの会計処理の限界」


エクセルで会計処理を行う会社に勤めています。

新入社員が会計処理の担当に配属されて、まず覚えることはエクセル操作です。

エクセルでのグラフ作成や関数処理にある程度理解のある社員なら、すぐに覚えられるのですが、先輩から引き継いだフォーマットへの入力だけで一日が過ぎていくようなことも珍しくありませんでした。

ただ入力するだけなら、ことは簡単です。月をまたぐ際には、入力ミスや漏れなどを伝票照合もし、手作業でチェックしていたので、膨大な時間が掛かりました。エクセル作業に慣れた先輩から、後輩が引き継いだ時期は毎月のように収支照合のミスがありました。

専用のソフトを使用していれば、入力フォームに数値を入力していくだけで、その時点での収支計算などもできるかと思うのですが、長年のエクセル管理で培われたノウハウを移行するソフトを構築することが難しく、コスト面で断念していました。

しかし、会計処理の遅延問題は、営業部員にも余波がありました。
毎月の営業目標に対して、純利益を算出して次月の目標を修正するということが、月初に行えないのです。
月も半ば頃になって、ようやく収支報告が上がるので、その頃には売上目標の修正など到底間に合いません。
ただやみくもに営業活動を行うという、稚拙な業務の態様を目にし、なんとかしなければいけないと日々感じていました。

そんなエクセル会計の限界を感じ、ついにソフト開発に乗り出したのですが、中々運用レベルで満足の行くソフトには至っていません。引き続き改善が必要なようです。