「エクセルデータによる支払い振替処理」


エクセルは非常便利なもので、簡単な計算なら誰にでも使いこなせるし、少々の関数なら20代、30代なら朝飯前だろう。

しかし企業における支払い処理や科目振替処理を「エクセルデータからCSVを吐き出して」処理をしている会社は多くの危険と隣合わせである。

そのファイルの大半が複雑な関数の組み合わせやVBAマクロを駆使されているものであり、思いがけないセルの数値に影響を与えてしまい、あわや過誤や科目を間違えたまま決算処理。という事になりかねない。

大半の企業で会計処理を担当している人は、そのファイルがどのように計算処理が行われてるのか「すべてのセルの計算処理については知らない」だろう。その為、予想もしない不具合(人為的なミス)が起きてしまう怖さも含んでいる。

それは2次チェックでも見えていない箇所の為、防ぐのは困難であるのがエクセルの悪しき特徴とも言えるだろう。

さらにはVBAを起動した作られたデータは元に戻すことが出来ない為、バックアップが無ければ大騒動となる。ここはアクセスや、その他の専門ソフトとは異なる大いなる問題点である。
本来ならバックアップ用のプログラミングも行うべきだが、その危険認識を持っている企業、というより会計担当者は少ないのかもしれない。

エクセルは管理や表計算を専門とするソフトであり、会計処理用ではない。
だがCSVファイルをアップロードして、他のシステムに読み込ませることが出来るが為に会計ソフトとして用いている企業は多く存在する。

必ずヒヤリハットの機会があるはずだが、会社として正しいソフトを導入するコストや「エクセルが最初からインストールされている」ことからも、まだまだ改善は進まないと考える。